最近ハマっているカメラとフィルムの組み合わせのお話をします。
Olympus Pen-D2 について
レンズシャッター式35ミリハーフサイズカメラ
発売年月:1964年9月
レンズ :F.Zuiko 1:1.9 F=32mm
焦点調節:目測式(0.8m~無限)
サイズ :108×67×50mm
重量 :約420g
Pen-DシリーズにはD,D2,D3とありますが、D2からは露出計受光窓がキュッと小さくなって「pen D2」の金色のロゴが横に入ります。
とても素敵でお気に入り。
手のひらに収まるくらい小さいのですが見た目に反して重さは意外とずっしり。
ペンシリーズはハンドストラップをつけてサブカメラ的に撮影する方が多いと思うのですが、私はどうしても首から提げたくネックストラップを使用しています。
ほそ〜いネックストラップ、気に入ったものに中々出会えなかったのですがポパイカメラさんの革ひもストラップ ネックタイプが一番しっくりきました。
首からぶら下がるペンがかわいいのなんの。
マニュアルの一眼フィルムカメラの操作感が好きなのですが、このD2もフルマニュアルなのでこれ一台で撮影する過程も楽しむことができます。
小さいのでもちろんサブでも活躍する。
目測でピントが合わせるのが苦手なので絞りをF8くらいに絞りパンフォーカスでパチパチ撮ったほうが安全だとは思いつつ、のんびり撮るほうが性に合っているので1本のフィルム(約72枚分)を2ヶ月ほどかけて自由に撮影しています。
本題です。
最近はハーフカメラにポートラを装填して撮ることにハマっています。
ハーフカメラは35mmフィルムを2等分にして撮影するため、1コマスキャンしてもらうとその分引き伸ばされ粗さが目立ちます。
しかし、ポートラの持つきめ細やかでなめらかな粒状性がその欠点を補ってくれるのでそこまで気になりません。
むしろツルッとしすぎずフィルムらしい優しい印象がありとても好きです。
しかもD2はF1.9と明るいレンズなので背景もぼかせます。
最近現像から戻ってきたこの写真を見て記事を書くことを決めました。
小さいのに本当に優秀なカメラなんです。
Pen Dシリーズの購入を迷っている方や、ポートラは高くて気軽に使えないよ〜って方に向けて、少しですがPORTRA[ISO400]と[ISO160]フィルムで撮影した写真を載せていきます。
現像はどちらもフォトカノン戸越銀座店にて、オーダーは[やわらかめ][自然な感じ]でお願いしました。
PORTRA 400
小さいはかわいい。
ISO400でも意外とざらつきません。
PORTRA400とlomo CN100の比較をしてみる
この日の夕日はもう少しギラついてたのですが、表情豊かな空と光をポートラらしい柔らかい色で表現してくれています。
ほぼ同じ場所で、Nikon FMに[lomography CN 100]を入れて撮影していたので参考までに。↓
マゼンタが強く出ると言われているフィルムなので夕焼けらしい空の印象です。
使用機材もすべて違うので正しい比較にはなっていませんが、同じ景色でもこれだけ変わるんだー程度に感じていただければと思います。
PORTRA 160
ISO400と比べるとISO160はクリアで青っぽい感じがしました。はクリアで青っぽい感じがしました。
他に撮った写真を見てもほとんど白飛びしてないのです。
人も花も食べ物も楽器も、全部いい色。
自分にとって最高のフィルムなので、PORTRAを常用で使いたい気持ちは山々なのですが、なんせコスパがよくないのでハーフカメラに詰めて撮ります。
PEN-Dシリーズは、人によっては操作する煩わしさがあると思いますがとっても優秀な写りなのでおすすめです。
自分も目測ピント合わせを修行せねば。
PEN-Dを使っている女の子とは仲良くなれると思うので、「持ってるよ〜」「買うよ〜」という方がいらしたら一緒にフォトウォークしましょう!