夏の青春18きっぷ #1|北海道深川市

夏の青春18きっぷ #1|北海道深川市

今年も青春18きっぷとフィルムカメラを持って、列車旅をした。北海道ともなると関東と違い土地は広大で駅間も長く、電車の本数も少ない。時間も体力も要るし目的の駅についたところで歩いて行ける場所は限られる。

でも不便というのはやらない理由にならないから、列車に体を預ける。

 

青春18きっぷに年齢制限はなく、3シーズンで発売されている。1日あたり2410円で、全国のJR線が期間中は乗り放題、というもの。

 

 

2022年8月11日、靄に包まれた朝だった。靄が濃く出る日はよく晴れるそうで、真夏の青い海が見られるのではと期待に胸が膨らんだ。

 

 

 

 

深川駅に8:30頃到着した。次の留萌駅へ向かう電車は10:30発なので、その間外で本を読める場所を探しつつ、まちを散策する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深川駅 列車の中にて発車を待つ。 お盆休みが始まっていたので、普段はガラガラであろう電車の席はすぐにいっぱいいっぱいに埋まった。

 

 

天井に設置してある古めかしい扇風機がぬるい風を運んでくる。近くの席の窓から吹き込む冷たい風が、そのぬるい風と交互に肌にあたって、心地いい。

 

 

1910年11月に開通した留萌〜深川駅。

絶えず囁かれていた留萌線廃止の噂は噂ではなくなり、一足先に石狩沼田〜留萌間が2023年9月30日付け廃止になることが決まった。

2年後にはこの石狩沼田駅より先へは線路の上を通って向かうことが出来なくなる。

使用したカメラ

camera : OLYMPUS PEN-D2(ハーフカメラ)

lens : F.Zuiko 32mm f1.9

film : Kodak PORTRA 160